高山植物「蝦夷のツガザクラ」を育ててみましょう‼

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エゾノツガザクラを知ってますか?

高山植物の中でも人気の植物ですよ。

でも育てるのもなかなか難しい1つです。
翌年になると新芽ばかり伸びて形が崩れたり、枯れ枝が目立ってきて困ったことはありませんか?

そんな悩みを解決していきます。

目次

エゾノツガザクラはどんな花⁉

 

鮮やかな色をしていますよね。

ツツジ科ツガザクラ属

高山の草地に生える常緑低木の多年草です。
高山の湿り気のある岩場にも見ることができます。

高さは10㎝~20㎝くらいにまでなり、上に伸びるというよりは横に這うような感じで枝をよく分枝させていきます。

つぼ型の花

花は枝から約2㎝くらい茎を伸ばして、卵形でつぼ型に咲きます。
花の先端が少し反り返るようになるんですが、写真でわかりますか⁉

エゾノツガザクラの仲間で「アオノツガザクラ」がありますが、同じような所に生えているので、お互いに交配をして微妙に色の違う花が見ることができます。

←アオノツガザクラ  
アオノツガザクラの花の形はエゾノツガザクラより少しつぶれたような感じになります。    

 

コエゾツガザクラ→

 

花のかたちはエゾノツガザクラと同じなんですが、色が薄くなりますよ。

 

←ニシキツガザクラ

こちらも自然交配から出て来ました。
どちらかと言うと「アオノツガザクラ」のほうに近い感じです。

 

エゾノツガザクラの育て方

高山植物は夏をいかに超すことが出来るかですね。
最近は夏というと、連日30℃超えの日が続きましてや、湿度が多いので高山植物には苦しい毎日になってしまいます。

エゾノツガザクラの置き場所


芽吹きの3月頃から70%位の明るさのところに置きます。

梅雨時
多少の雨は気にすることはありませんが、雨が3日以上続く時には雨のあたらない明るいが所に移動しましょう。


梅雨明けから、陽射しが強くなってきたときには半日陰(50%)に移動しましょう。


気温が下がってきたら日の当たるところに移動しましょう。


雪が3月頃まで積もっているのであれば、雪の中でかまいませんが、雪があまり降らない地方は室内の涼しい(寒い)屋内に置きましょう。
冬の冷たい風にはあてないように‼

エゾノツガザクラの植え替え

3月頃にまだ芽が動く前もしくは、花が咲き終わった後に植え替えをしましょう。
植え替えるときに枯れ枝なども切り取ります。

エゾノツガザクラの植え替え用土

エゾ砂単用が一番いいと思います。

エゾ砂がなければ、日光砂がおすすめですね。

それもなければ、硬質の鹿沼土でも大丈夫です。

おすすめ!

👉おすすめ用土

剪定をしてみましょう

花が咲き終わったら剪定します。

花が咲かなかったときには、新芽が伸び始めてきたら切り戻します。

あまり遅い時期に剪定すると翌年花が咲かなくなってしまいますので注意!

剪定をすることで、間延びすることを防ぐことが出来ます。

春に剪定をすることが出来なかった時には、翌年の花を諦めて秋に切り戻しをしてください。
枯れ枝を防ぐことが出来ます。

エゾノツガザクラの注意点

風には注意が必要

冬の風にはあてない

このことが重要です。

葉もないし高山植物なんだから気にすることないんじゃないか?

そんな声も聞こえそうですが、高山植物だからなんですね。

高山の場合は、半年くらい雪の下にいますので、冬の乾燥した風にはさらされることがありません。
冬の乾燥した風が大敵ですよ!

高山植物はほとんどの種類が冬の乾燥した風には注意が必要!

冬でも水は必要

屋内に置いた場合は冬でも水はかける。

当たり前のことなのですが

冬にも水をかけてくださいね。
と話すと

かけるんですか?
という答えが返ってきます。

これはエゾノツガザクラに限ったことではありませんが、ほとんどの植物は水が必要です。

夏場ほど毎日かけなくてもいいですが、乾き具合を見て水をかけてください。

種がついたら

エゾノツガザクラの種ですが、種を採取するのでなければ早めに切り取りましょう。

木の体力が落ちないように!

 

 

まとめ

いかがでしたか?

少しは参考になりましたか?

高山植物は育てる環境を作ることが難しいですが、頑張って育ててみてください。

花が咲いたときにはとてもしあわせになりますよ。

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